第5章 (1/15)
瑠花の義理兄
「ごめんなさいね…私のしたことで瑠花を死なせたかもしれないなんて…」
「まだそうとは決まってませんよ。」
「瑠偉は私を恨んでるわよね…」
「それは俺にはわかりませんが…やっぱりどんなひどい母親でもたったひとりのおかあさんだから俺だったら恨んだりはできないかもしれません…」
「やっぱり瑠花のいったとおり栄介くんは優しい方ね。瑠花と付き合ってくれてありがとうね…」
「そんなお礼いわれるようなことしてませんよ。いつも助けられてたのは俺のほうです。ありがとうございます。」