第6章 (11/11)
真実




「瑠偉さん…実の母親に会ってみませんか?」

「は…?」

「憎しみをぶつける相手は瑠花じゃないですよ。母親です。瑠偉さんはこの先まだ人生がある。ここで終わりにしてもいままでしたことの意味は?」

「会ってどうすればいい?」

「いままでおもってきたことを…ぶつければいいだけです」

「…そうだな」


そういい俺らは瑠花の家へ
向かった。