第6章 (8/11)
真実




「妊娠したとか言われて寒気がした。俺と憎い女の、子?生まれてくるやつが可哀想だ。って思った。当然おろせっていった。そしたらあいつ」

「下ろすのにお金かかるし、親にもばれる、えいちゃんにも…」

「不良娘がついに妊娠。捨てられるなお前もついに」

「どうしたらいいかな…」

「いっそのこと死んじゃえば?母子共々」

「…そうだね」

瑠花は辛そうに笑った。