俺の家族 (7/10)



ひな『はい♪お兄ちゃん』
【うまくできたぁ~♪】



さて、こいつもどう処理しようか。
捨てる……か??


俺『ありがとな!ひな』

ひな『ううん!どういたしまして☆』
【喜んでくれてよかった///


いや。
だがひなが俺の為に作ってくれたものだ。
捨てるわけにはいかない…。

そうなると…。


俺『ピーちゃんも食べるか??(*^^*)』


ピーちゃんで試してみるしか…。

ピーちゃん『ワンッワンッ!』
【お?亮太がエサくれるのか?珍しいじゃねぇか!ありがとよ!】


俺はひなの手料理をピーちゃんのエサ入れに少しわけてあげる。


ピーちゃん『ワンッ!ワンッ!』
【うへへ…いただきまーす!】


さて
どうなるんだろう。


ピーちゃん『ギャイイーンっ!!!』
【ぶぇぇぇぇぉ!舌が。舌がぁぁぁぁ!助けて…助けてくれ。亮太……お前。毒を盛ったな…??



いえ
ひなの実力です



ひな『ピーちゃん!?どうしたの!?痙攣してるよ!?』
【私の料理のせいかな…??】


ひながピーちゃんの心配をする。


俺『あぁピーちゃん!そんなに痙攣するぐらい美味しいかったのかぁ♪』


ひなを悲しい気持ちにさせるわけにはいかない。


ひな『なんだぁ!じゃあ、お兄ちゃんも食べてね♪』
【喜んでくれるとうれしいなぁ☆】



震えが止まらない。
だが、ひなの手料理。
食べないわけにはいかない。


ピーちゃん!お前の死は無駄にしないよっ!


ピーちゃん『……ワン』
【亮太………お前も……道ズレだぁ…


やはり
ピーちゃんはこうなって良かったのかもしれない。

俺は殺人料理に挑むことにした。