拾った幸せ (2/9)




「えっ」

「なっ、何だその格好は!何でそんなボロボロなんだ!?顔もすごいぞお前!!」

「あー、うん、これね、あはは」

「あははじゃねぇよバカ!!」

「それより千明はどこにいたの?叔父さん家にも帰って無かったらしいけど」

「お前に関係ねっ……………え?」

「どこにいたの?」

「何でっ、叔父、知っ、えっ」

「…叔父さんなんだってね」

「い、行ったのか?会ったのか!?」

「うん、会ってきた」

「そ、そのっ、き、傷」



千明が頬に手を伸ばした。

少し痛かったけど、千明の冷たい手が心地よかった。