例えばだよ、例えば。 (11/14)
そんなお前も大人になり、仕事を始めた。
ところが、体中がシワシワになる程ぬるま湯に浸かりまくって育ったお前にはコピー、いや、お茶のひとつも満足に入れられなかった。
そしてお前はとうとう言われてしまったんだ…。
"これだからボンボンは嫌んなるぜ!ユー、仕事辞めちゃいなよ"ってな。
そして幾つもの会社をめぐり面接を繰り返したが、言われる言葉は皆同じ。
"家に帰ってペット達と仲良くネンネしてな!"ってな。
お前は深く傷ついた。
そう、街をさ迷い…知らない女とだって簡単に寝たさ。
そして覚悟を決め、ここへとやって来た。
そうなんだろ…?』
『突っ込み所が満載すぎてる』
『何も言わなくていい…十分わかったからさ…』
「お前オレの事嫌いだよね?絶対」