例えばだよ、例えば。 (10/14)




『お前、本当は寂しかったんだろ?だから自殺なんてバカな事…』



「や、違うってば」



『金で友情は買えなかったか…そうだよな…』



「違違違違」



『つまりこういう事だろ?…お前は金持ちの家に生まれ、親の用意したレールの上をシュポシュポ走った。

友達もろくに出来なかった…。

そりゃそうさ、ケツを万札で拭いちゃうようなヤツと誰が友達になる?

そんなお前は、ある日、二匹の犬猫、そして一羽の鳥と出会う。

お前は…そう、毎日その動物達に語りかけたんた…。

"オレは寂しくなんかないさ、お前達がいるんだもの"ってな。