ビルから飛び降りようとしている男と、俺と、明日の事。
俺の昼時 (5/5)
帰りたい
帰りたすぎてる…。
何でこんな面倒な事になっちゃったんだろ…。
『とりあえず…落ちつけ…!』
「ぬふぅ…!」
鼻に指の第二関節まで突っ込んだ状態でこっち見んなよ…怖いだろ…。
「ぬふぅ…出て行かないなら…オレを見届けるがいいさ…ぬふぅ」
『無理だから!!そんなもん無理だから!!』
「
デカイ声出すなよ!!
」
『
お前のがデケェよ!!
』
負けないくらいのデカさで返してやった。
時計は1時を指してる。
昼休憩…
終わった…。
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