ストーカーLevel4 (1/8)

※沖谷唯side



「美月たんおはよ今日も相変わらずかわいいねハァハァ」

「ん」

「……」

「………」

「美月たんだいすきハァハァ」

「ん」

「踏んでほしいなハァハァハァハァ」

「ん」

「……」

「………」



「美月たんがおかしい(゚Д゚)!」




え、なんで?なんで!

いっつもだったら「ウザい」とか「キモい」とか言ってんのに!



「別におかしくなんかないから…」

声も変だ。
何かあったのかな。





ぱたん。





美月たんが俺の方に傾く。










「え、ちょ、は…?」



思わず体が固まった。



そういえば美月たんの息遣いが荒い。

もしかして。



そっと美月たんの額に手を当てる。

…熱い。
やっぱりだ。


「美月たん、今日は学校休もう?ね?」

「大丈夫…行く」

「大丈夫じゃないって。こんなに辛そうなのに」

「……」

「歩ける?中入って」




美月たんの体を支えながら、ゆっくりとドアを開けて入る。


「ご家族は?」

「私一人暮らしだから」

「へえ知らなかった」



てことは俺
今美月たんと二人っきり(^q^)ww



「エロいこと考えんな変態」

「あwバレてた」