探偵部の活動日誌 (5/16)
僕「今日の活動日誌どう?こんな感じなんだけど」
日村「ムヒヒ、良いじゃないですか」
山科「なんだよ篠崎、カッコつけた文章だな」
僕「ダメ?」
山科「いや、これで良いよ。てかこの会話までタイピングしてんのか?」
日村「顧問のティーチャーも喜びますムヒヒ」
この文章を書いている僕は篠崎。
活動中に交わした言葉を高速でパソコンに打ち込んでいる。
そう、僕はブラインドタッチが特技なのだ。
キーボードを見ずに文字を早打ちすることが出来る。
山科「篠崎お前(笑)。ちゃっかり自己紹介してんじゃねーよ。僕は篠崎、じゃねーよ(笑)」
彼の名前は山科。
カッパのような髪型が特徴だ。
探偵部の部長。
日村「ムヒヒ、カッパですって」
ムヒヒと笑うのは日村。
デブ。気持ち悪い。
高校1年生のため、僕たちには敬語を使っている。
カッパ、デブ、僕。
以上三名がミステリー研究会改め、探偵部である。
山科「篠崎、探偵部の自己紹介書いといてくれたか?気が済んだなら明日、各教室に貼り出すビラのコピー取ってきてくれ」
日村「明日からは忙しくなりそうですねムヒヒ」
山科「明日のミッションは、教師にバレずにビラを教室に貼ることだ。作戦会議といこうじゃないか」