金 麗 (27/62)





その夜のことだった。


「優子さんから友達申請がきています」


優子?

隣のクラスの新井優子?

それならもう友達……



あっ。


「キタァァァ橋本だぁぁぁぁ!」


私は即座に許可ボタンを押す。

楽しすぎる、全てがたまちゃんの計画通りに進んでいくのだ。

にやけはおさまりそうになかった。