金 麗 (49/62)




翔は今にも吹き出しそうなくらいニヤニヤしている。


「っしゃ、桐香が乗ってくれたら心強い!

じゃあさ、明日の放課後、講義室に来てくれるか?そこで皆集まって金に画鋲投げるから」


「りょーかい



電話を切る。

私と翔は目を見開いて興奮状態で叫び始める。


「やった!やった!
成功する!!!!」

「やべぇまじで楽しみくっそ楽しみ」

「あー、やっばい
あ、ブログ更新しないと。私は帰るね!」

「おう、俺もあいつに明日あげるプレゼントの準備をしなきゃな」

「うん、じゃあね!」