0009 中野 タイジュ (3/65)

童顔で小さな顔なのに、母性的な表情を見せる。


店の中ではフリフリのドレスだったが、店の外で偶然見た私服も完璧だった。


実際の身長はそんなに高くないはずなのに、遠くから見ると身長が高く見えるロケーション。


違う場所で出会ったのに、最寄り駅が一緒だったのは、運命を感じたよ。


自分の体型に合ったジーンズを履いた姿は、着崩した服装のはずなのに、その辺の可愛い女が真似できないバランスの良さだった。


立っているだけで股間と太ももの隙間から、向こう側が見える感じだ。


はたから見たら、少しO脚に見えるきれいな姉ちゃんで済まされるかもしれないが、俺にとっては23年間追い求めた腰と尻と足のバランスがそこにあった。


俺は後日、汚いオタクの格好をして、1人でその店に行った。


様々な下らない質問をしてみたが、性格まで俺好みだった。


営業トークのセレブ口調からにじみ出る、大胆でおもしろい、ドSな雰囲気。


俺は本気で思った。


この女、シヲリ姫の奴隷になりたいって。


この女こそ、俺が長年追い求めた女王だと、俺の遺伝子が叫んだんだ。