0018 北 ミナミ (17/67)

「あぁん」


あーしはジュリアの髪の毛を掴み、顔を上げさせる。


「おい 勝負するぞ」


そして缶をジュリアに差し出した。


「ほら クジ引きだ これで勝負を決める 引いた勝負を了解するんだ 分かる?」


ジュリアは「うん うん」と頷く。ホントに分かってんのかこいつ。


「クジだし これなら文句ねーよな?」


「うん」


今のジュリアになら、大抵の勝負でも楽勝で勝てんだろ。


つうか万が一負けても、言いくるめる事もできそーだし。


負ける気がしねー。


「引けよホラ」


「あはあ」


ジュリアは子供みたいに無邪気な笑顔で缶に手を突っ込み、クジを引く。


あーしはジュリアの引いた紙を奪い取り、広げて、紙に書かれていた勝負を読んだ。



【覚悟の重さ】
推奨人数:2人~多数。
危険度:★★★★★



危険度★5つ?