ケース3 (13/20)

今日はモデルの仕事だから午前中で終了。


早くかえって寝たかったからすぐ帰宅。


ドアを開けると、エプロン姿の母がたっていた。


母は食卓にご馳走を並べていた。


「おかえり。」


私に気づいた母はにこやかに笑った。


そのとき気づいた。


あの商品本当だったんだ。


私は笑顔で何年ぶりかの母の料理を口にした。