第1章 (45/46)
彼女が自殺未遂をした。





「それで遺書はなかったけど携帯だけあのこポケットにはいってたんだけどね、ロックがかかってたの。栄介くんならわかるとおとってきたんだけど…」


「ロックですか…普段、瑠花はかけないんですけどね…」


「携帯に自殺した理由とかあるかもしれないから…」

「そうですか…すこし携帯かりてもいいですか?」


「えぇ。お願いね。」