おーまい、がー (31/52)
はは、と苦笑いをこぼす私に
「あ、俺こっちだから」
そう日下部が言ったのは
まだ歩き初めて三分たったころ
だった
「・・・・は?」
思わず声をもらすわたし
いや、だってさ、校門でてから
まだ三分位しかたってないのに
まさかのバイバイ
いや、うん。ま、そこは
ね?優しい気持ちで受け止める
として・・・
え。
送ってくれないの
これに限るよね
いや、これは全国の女子が
思うんじゃないだろうか
一緒に帰ろうよ
でフラグたつんじゃないの?
送ってくれるフラグたつでしょ!
家まで送ってくれて
家ここらへんなのかな?って
思ってたら
実は家反対方向でした!
はい!きゅんっ
みたいな落ちないわけ
あ、
そっか
この小説コメディだ(泣)