そして、明日の事 (12/20)










…もういい…












『…もういいよ、もういい』



「まくら、さよならだ」



『…ああ、ただ最後に聞け』



「最後の話はさっき聞いた」



『いいから聞け。五分だけ聞け。俺が勝手に独り言話すから、黙って聞け』



「もう何聞いても無駄だからな」



『わかったから。もう引き止めないから。五分経ったら落ちればいいよ。俺はもう、止めないから』




「………」




『最後の最後だろ、独り言だから、冥土の土産に聞いていけ』




「……わかった」